リキュールで洋菓子は劇的に変わる。プロの「香り」の法則を学ぶ、en-yuiのオンライン教室

プロが作った洋菓子を食べた時、フルーツの香りが驚くほど鮮烈に感じられたり、チョコレートの味わいに、何とも言えない奥深さを感じたりしたことはありませんか？

「一体、何が違うんだろう？」

その美味しさの秘密、実は**「リキュール（洋酒）」**の巧みな使い方にあるのかもしれません。

こんにちは。兵庫県川西市で、お酒に合う大人向けスイーツのアトリエと、オンラインお菓子教室を主宰する「en-yui（エンユイ）」です。

「レシピに書いてあるから、何となくラム酒を少し加えている」 「家に眠っているリキュール、お菓子作りで活用できたらいいな」

もし、あなたがそう思っているなら、それは大きな可能性の入り口に立っている証拠です。リキュールは、単なる風味付けではありません。洋菓子に「命を吹き込む」ための、魔法のしずく。私たちen-yuiのオンライン教室では、その魔法の法則を、基礎からお伝えしています。

洋菓子におけるリキュールの「３つの重要な役割」

なぜ、リキュールを加えるだけで、洋菓子はプロの味に近づくのでしょうか。それには、リキュールが持つ3つの重要な役割が関係しています。

役割1：香りを「引き立て」、鮮烈な余韻を作る これが最も重要な役割です。アルコールには、香り成分を揮発させて、鼻腔に届けやすくする効果があります。例えば、いちごのショートケーキのシロップに、さくらんぼのリキュール「キルシュ」を数滴加える。すると、いちごが本来持つ甘酸っぱい香りが、口の中でふわっと開花し、鮮烈な印象となって記憶に残ります。ただ「甘い」だけではない、立体的な香りの体験を生み出すのです。

役割2：味わいに「深み」と「複雑さ」を加える リキュールは、それ自体が複雑な風味を持っています。ハーブの香り、ナッツのコク、フルーツの苦味や酸味。これらが、洋菓子の甘さや、バター・クリームの濃厚さと合わさることで、味わいに「奥行き」が生まれます。チョコレートのテリーヌに、オレンジリキュールの「グランマルニエ」を少し加えるだけで、カカオのビターさと柑橘の爽やかさが重なり、単調ではない、忘れがたい味わいへと昇華します。

役割3：保存性を「高め」、風味を「熟成」させる フルーツケーキやパウンドケーキのように、日持ちする焼き菓子において、リキュールは風味を高めながら、腐敗を防ぐという実用的な役割も担います。焼き上がったケーキに、ラム酒やブランデーを染み込ませて寝かせることで、生地はしっとりと落ち着き、フルーツやバター、お酒の風味が一体となって、時間と共に熟成していくのです。

元バーテンダー×パティシエだからこそ教えられること

これらのリキュールの効果を最大限に引き出すには、お菓子作りの技術だけでなく、リキュールそのものへの深い理解が不可欠です。

en-yuiの講師は、パティシエであり、元バーテンダーでもあります。 だからこそ、 「このお菓子には、なぜ数あるオレンジリキュールの中でも、華やかな香りのグランマルニエが合うのか」 「ジャマイカ産のラムと、フランス産のラムでは、焼き上がりの香りはどう違うのか」 といった、一歩踏み込んだ「リキュール選び」の視点から、お菓子作りをお教えすることができます。

私たちのマンツーマン・オンライン教室では、お客様一人ひとりの「知りたい」に、徹底的に向き合います。「ご自宅にあるこのリキュール、どう使えばいいですか？」といったご質問も大歓迎。あなたの持つリキュールが、最高の輝きを放つための使い方を、一緒に考えましょう。

オンライン教室で、本物の技術を体験する

例えば、「オレンジとチョコレートのムース」のレッスン。 ただレシピ通りに作るだけではありません。数種類のオレンジリキュール（グランマルニエ、コアントローなど）を実際に少量テイスティングしていただき、その香りの違いが、最終的にムース全体の印象をどう変えるのかを、ご自身の五感で「体感」していただきます。

この「なるほど！」という発見の積み重ねが、あなたの技術を確かなものに変えていきます。

趣味を、プロの技術へ

ご自宅の洋菓子が、まるで専門店のようだと驚かれる日が来るかもしれません。 それは、あなたがリキュールの力を理解し、「香りをデザインする」という、プロの視点を手に入れた証です。

あなたの「お菓子作りが好き」という気持ちを、もう一歩先の「プロの技術」に高めてみませんか？en-yuiのオンライン教室で、その扉を開くお手伝いができることを、心より楽しみにしています。